人生の転機を作りたくて転職。
旭化成の安定感に惹かれました


もともと、金属関連のメーカーでお客様のご依頼を元に、サプライヤーと交渉をし、値段の調整をする購買業務をしていました。結婚を機に、人生の転機にしようと思い切って会社を退職しました。新居の近郊で仕事を探している時、たまたま広告で求人募集をしていたのが応募のきっかけです。旭化成の出資子会社ということもあり、長く仕事に就けるという安心感、イメージの良さなどが決め手になり、応募しました。
応募してから面接まではスムーズに進みました。私を面接してくれた方は旭化成OBの方で、緊張しないように配慮していただいたり、すごく親身になってくれたことが嬉しかったです。当時はアルバイトをしていたこともあり、とにかく「やった!」という気持ちで、将来への不安が解消されました。
雰囲気に後押しされてステップアップ。
現在は15人の組織の責任者


入社当初はさまざまな不安がありましたが、とにかく人に恵まれたと感じています。当時の管理者が、新人の私を日々ケアしてくれました。会議やパトロールなど、いろんな現場に連れて行ってくれ、自分たちが作るものがどんな役割を持つのかを教えてくれたのです。それらひとつひとつが、成長に結びついていると感じています。ただ当時を思い出すと、作業工程や就業環境などに改善できる箇所がありました。そこでまずは自分のできることをと思い、職場をより綺麗に保つ活動を始めました。
最初は分解や洗浄などのシンプルな作業でしたが、やがて出荷作業にも関われるようになり、数量や納期、品質についてなど、相談をいただくほどの立場になりました。その後、生産会議や品質会議なども業務に加わり、前職の経験が活かせるようになりました。
ステップアップを奨励する雰囲気にも後押しされました。上司をはじめ、メンバー全員が前向きに仕事に取り組んでいるため、現在の育成制度は私が入社したときよりも整いました。研修プログラムの数は圧倒的に増え、社内外に関わらず、自身が受けたいと思った研修を受けさせていただくこともできるようになりました。 今では私を含め、メンバーの多くが目の前の事だけでなく、広い視野で作業をするようになりました。その結果、個々の力が上がっただけでなく、各工程間でも協力し合い、作業工程全体で一つのチームとして、団結して仕事を動かしている感覚があります。
新たな仲間を全力で応援したい。
すぐにでも追い越してほしい


現在は工程管理業務に従事しており、15人のチームを担当しています。多品種小ロットの製品を生産する中で、突発的な対応が多々発生します。そこで毎朝メンバー全員と変更情報を共有し、納期遵守のために優先順位を付けて作業に従事します。メンバーが怪我なく無事に作業の完了報告をしてくれた時の笑顔が、私にとっての大きなやりがいです。また、安全担当委員もしています。工場では可燃物を取り扱うため、ルールの遵守が必須です。その指導方法を確立することが、目下の課題です。
今、新しい人をどんどん迎え入れています。作業工数が増えるという関係上、人員を増やす必要があります。新しく入る方々が安心して働けるように丁寧に指導していきたいと思ってます。そしてこれから仲間に加わる方には、自分自身を俯瞰し役割を考え、自発的に必要だと思うことを行動に移していってほしいですね。私の改善すべきこと等もどんどん指摘して、すぐにでも追い越してほしい。私自身がしてもらったように、積極的にアシストして、成長の手助けができればいいと思っています。