20年以上の歴史を持つIT人材育成プログラムのある旭化成アミダスのIT事業。5年で10年分の経験を積めるというコンセプトで育った先輩たちと未来を見据えて支えてくれる上司が、アミダスのIT事業とITエンジニアの未来について語ります。
(※所属・記事内容は2023年4月時点のものです。)
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社長付デジタル担当
後藤 博アミダス全体のデジタル改革の推進担当。
デジタルパートナー事業部のビジネスモデル改革や全社のDX推進に携わる。 -
デジタルパートナー事業部
カスタマー事業グループ
ITソリューションセンター 第一チーム
坂 浩一朗
旭化成グループ内向けの受託開発業務を行うチームのサブリーダー。受託時の初動対応からスケジュール管理をメインで実施するほか、RPAの保守、運用業務の管理を行う。また若手社員のメンターも担当。
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デジタルパートナー事業部
事業部長
高雄 由紀子IT事業の課題である「ビジネスモデル改革」と全社のDX推進を統括。
100名以上が所属する事業部の組織運営のほか、採用・育成・営業の支援、新事業立案など業務は多岐に渡る。 -
デジタルパートナー事業部
カスタマー事業グループ
ITソリューションセンター 第一チーム
森下 早紀旭化成グループのe-ラーニングシステムの教材作成から受講管理を含めた運用全般を担当。クライアントのリクエストにきめ細やかな対応を行いながら、改善提案も行っている。
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デジタルパートナー事業部
コーポレートITグループ
グループ長
深沢 修アミダス内の基幹システム構築・運用全般を担当。ITガバナンスルールの整備と、全社のDX推進、ITリテラシー向上も進行中で、IT戦略・IT企画をおこなっている。
旭化成アミダスのIT事業における理想の未来像は、
強みのある盤石なプラットフォーム
- 後藤
- IT人材が足りないと言われていて久しいけど、今後も恐らく5年くらいは続くよね。ただ、その先はどうなるかわからない。10年後のアミダスはどうなっているだろうね。アミダスみたいにIT人材を育てる企業も増えているかもしれないね。
- 坂
- たしかに人手不足は深刻で、どの会社でもDX人材を育てる機運が高まっているんですよね。鍵になるのはシステムやコードを作る専門家です
- 深沢
- 強みとしてどこを伸ばすかが大事ですよね。この案件ならアミダスに頼めば間違いないという分野をいくつか作る必要があると思います。クラウド人材の育成にも力をいれていこうとしているので、次の柱になることを期待しています
- 高雄
- 派遣のみならず、内部で受託する事業も広げています。それはいつか強みになると思います。またチーム派遣をトライアルでやっていて、先輩のいる派遣先に新人を付けていく動きも若手を育てるという可能性があると思っています
- 森下
- アミダスは旭化成グループのさまざまなeラーニングプログラムを制作していて、『eラーニングならアミダス』という感じになっています。グループ全体で取り組んでいるDX関連のオープンバッジ(eラーニングを受講後、スキル証明する仕組み)もアミダスが事務局を担当していますが、SDGs分野でもオープンバッジを作りたいという声もいただいています。eラーニングを通じて、人材を育成していくこともひとつの強みと捉えていて、力を入れていければと思います
- 後藤
- アミダス独自のやり方をする必要があるよね。世の中にフリーランスはいっぱいいるし、楽しいことをやりたい人がごまんといる。特にIT分野は。出入りを止めずにいろんな人が集まりやすいプラットフォームにアミダスがなれるとよいのかもしれないね
IT事業において一番大事なのは"人"。
成長のための仕組み作りをさらに強化したい
- 後藤
- 旭化成グループのなかで、モノを売っていない会社は少なくて、アミダスはグループ内では珍しい業態の会社だと思う。人材とサービスの組み合わせで何でもやれるところが特徴的だよね。とはいえ技術が必要なITはモノに近いと思う。興味のある学生さんは多いので、可能性は無限にあるよね。ITの技術者が足りないとどこでも言われているけれど、IT技術者を育てて増やすことで旭化成グループや世の中に貢献できるよね
- 深沢
- 旭化成グループにあって、グループ内でもニーズが多いんですよね。レベルが上がった状態の人をいかにアサインし、どう成長スピードを上げるかが課題だと感じています。そのためにはスタッフの多彩な経験が大切です。人が成長できる枠組みはあるわけですから、大小様々なプロジェクトを経験させることで、大きく成長できると思うんです。それは強みになりそうです
- 高雄
- 一般的にZ世代にはギラギラしている人がいないと言われていますが、それは重要ではないと思うんですよ。おとなしくコツコツやる人でもいいですし、スイッチが入ると熱くなれる人もいる。多様な人の素養を見極め、適材適所で実のある経験をしてもらうことが、アミダス自体のレベルを上げていくことに繋がると思っています
向き不向きを見極めるためにも、さまざまな職場やプロジェクトで経験を積んでもらう
- 坂
- 私自身、新卒で入社して派遣先を3社ほど経験しました。その経験があったからこそ、今があると実感しています。だから、何年かおきに職場やプロジェクトを異動してさまざまな経験をしてもらうのがいいのかなと思います。いろんな人がいるので、どんな業務が合うかどうかを検証すべきです。職場やプロジェクトの異動で特性を見極めて、人材の特徴に合わせたフォロー体制を築いていく必要があるんじゃないでしょうか
- 森下
- その枠組みのなかで、仕事自体を楽しんでもらうことが大事ですよね。社会人ですし仕事ですから好き嫌いもないですが、それでもやりがいや楽しさを感じてもらえることが大事だと思います。私もメンバーのマネジメントや進捗管理に携わって、メンバーの意見を聞くようにしています
10年分の経験を5年で積んでほしい。
文系理系出身は関係ない。学ぶ意欲とチャレンジ精神が重要
- 後藤
- 仕事を楽しんでいただくのはその通りなんだけど、往々にして、好きなことが楽しいと思い込んでいることも多い。実はやったことがないことが楽しかったりして、そっちが好きになるケースもあるわけです。大切なのは、固執しないこと。チャレンジングな人を探したいよね
- 坂
- 実は、入社動機がそれでした。ひとつのところで同じことをするよりも、いろんなところが見られる方が面白いんじゃないかと思ったんです
- 深沢
- 興味の矛先を楽しむのもいいし、ニーズに対して応えるという楽しさもあります。いろんな楽しさがあって、その枠組みがもっと広がればいい。大切なのは、やる気があってコミュニケーションが取れること。そういう素養を持っている人は、これからすごく伸びる
- 森下
- そうですよね、思考を続けられる人が向いていると思います。経験のない作業に対して『やったことないからできない』と言わずに、応用して対処しようと思えるような。文系でも理系でも大きな差はありません。私自身もともと文系で、就職活動でITはぜんぜん見ていなかったんです
- 高雄
- キャリアを定めてこうなるぞというより、経験を積んだらキャリアが出来ていたというアプローチも大歓迎です。アミダスのIT事業には、5年間で10年分の経験を積ませるというコンセプトのDNAが残っています。20年来の若手育成プログラムが事業の強みにもなっている。だから、不安よりもぜひ興味を抱いてほしいです
これから先も通用するITエンジニアに必要なのは、学ぶ意欲とチャレンジ精神です。
20年以上続く歴史のあるIT人材育成プログラムと、旭化成グループを中心に多様なフィールドでスキル・経験を積めることが強みの旭化成アミダスのIT事業。この場所で一緒に未来を創造してみませんか?