2003年に契約社員として旭化成アミダス株式会社へ入社後、営業や人事などさまざまな経験を重ね、現在は受託チームの管理者を務めるNさん。正社員登用制度や自己研修支援制度を活用し、自らのキャリアを切り開いてきたNさんが、成長の軌跡と新しい挑戦、後輩に伝えたい想いを語ります。
契約社員から始まった道。
異動・正社員登用・挑戦を重ねて築いた、私だけのキャリア
メンバーが輝く環境を。
コミュニケーションで築くチーム力
私は現在、大阪拠点の業務支援事業部 受託チームで受付業務とオフィスサービス業務の管理を担当しています。
旭化成アミダスの受託チームは、東京・大阪・延岡の3拠点にあり、受付業務をはじめとして、コールセンターやインフラ関連の事務処理代行、オフィス業務のサポートなど多岐にわたる業務を受託しています。その中でも大阪拠点では、旭化成グループの総合受付とオフィスサービス業務を担当しています。
受託チームは全拠点合わせると60名程度の規模になりますが、大阪拠点は私と6名のメンバーで構成。私自身は受付の現場に立つことは少なく、主にメンバーの業務が円滑に進むよう、現場管理やメンバーが安心して業務に取り組める環境づくりに取り組んでいます。
管理者としての役割は、採用から育成、日々の業務サポートまで幅広く、現場とクライアントである旭化成の総務部門との架け橋となって、スムーズな運営を支えています。
また、2025年4月からはオフィスサービス業務の新チーム立ち上げ責任者を任されることになりました。これまでは別の会社が運営していた業務を引き継ぎ、新たな組織として独立して運営していきます。
そんな今、特に注力しているのが、チーム内のコミュニケーションの強化です。2024年の11月に異動して以来、現場に赴き日々の何気ない対話を大切にしてきましたが、それだけでは汲み取れない話もあるため、今月からはメンバーとの1on1面談も定期的に実施していきます。
また、担当業務別のチームミーティングも新たに開始する予定です。日々の情報共有は行っていますが、より良いサービスを提供できるよう、新しい取り組みについて意見を出し合える場として活用していきます。
契約社員から正社員へ。
働き続けたいと思えた、職場の温かさと魅力
大学では会計学を学んでいましたが、就職活動を迎えた頃には「何かしらの技術を身につけて働きたい」という想いが芽生えていました。そんな時に偶然出会ったのが、旭化成アミダスです。
説明会で耳にしたのは、未経験者でもITエンジニアをめざせる充実した研修制度。「これだけのサポートがあるなら、私にもできるかもしれない」と感じ、2003年に契約社員として入社を決意しました。
入社後はIT企業に派遣され、ITエンジニアとしての経験を積んでいきました。一方、当時は5年の有期雇用契約であったこともあり、自分の将来のキャリアについては常に意識していましたね。
そんな時、上司との定期的な面談の場で営業職への興味を伝える機会がありました。営業職は、自分と同じように未経験からITエンジニアをめざす方の採用や、派遣後のフォローなどを担う仕事です。もともとは営業職も選択肢の1つでしたし、旭化成アミダスのビジネスモデルに魅力を感じていたので、「営業職として学生に会社の魅力を伝え、入社後も安心して働ける環境を整える。そんな役割にも挑戦してみたい」と考えるようになったんです。
そうした思いが届き、2009年にチャンスをつかみました。「派遣される側」から「派遣する側」へ──新卒のITエンジニアの採用や派遣管理など、人材派遣事業の実務を担当し、2014年には正社員登用試験を経て正社員へ登用されました。
正社員登用には待遇や安定性といった現実的なメリットもありましたが、それ以上に背中を押したのは、職場の働きやすい環境や良好な人間関係でした。「この会社でなら、これからも働いていける」という確信が、正社員登用試験を受ける大きな理由となったのです。
その後、人事室へ異動となり、ITエンジニア職と総合職の新卒採用、中途採用に携わることに。小規模なチームではありましたが、ベテランとして後輩の育成や採用計画の立案なども担当していました。
雇用形態は壁じゃない。
誰もが挑戦し成長できるフラットさ
これまでのキャリアで雇用形態の変化はあったものの、契約社員であった頃と正社員である今とで、職責を感じるようにはなりましたが、仕事内容や働く環境に大きな違いを感じたことはありません。職場の雰囲気はフラットで、立場に関係なく意見や提案をしやすい環境だと感じています。
中でも私が実感しているのは、社員一人ひとりのキャリアプランに寄り添う文化です。契約社員・正社員といった枠を超えて、個人の「やってみたい」という声に耳を傾けてくれる風土が根づいています。
とくに印象的だったのが、エンジニア時代、会社の研修制度を活用してIT系の資格取得に挑戦できたこと。基本情報技術者などの国家資格に合格したことで自信がつき、業務への取り組み方も変わり、着実なステップアップにつながりました。こうした成長の機会が雇用形態に関わらず開かれている点は、旭化成アミダスの大きな魅力です。
そんな環境の中で、私も営業職や人事室での経験を経て、現在の受託チームの管理者というポジションに挑戦しています。
これは会社からの打診によるものでしたが、新しい領域で自己成長できる機会だと前向きに捉えています。管理者という役割は初めてですが、これまで培ってきた知見を活かしながら、新たなスキルの習得にも意欲的に取り組んでいるところです。
最近では、メンバーのケアをより充実させたいと考え、メンタルヘルスに関する資格取得に挑戦中です。会社の自己研修支援制度を活用し、参考書を購入して勉強を進めています。
人事室での経験から、制度の活用方法には明るいため、今ではメンバーにも「こんな制度があるから、チャレンジしてみない?」と声を掛けています。制度をうまく使いながら、スキルアップやキャリアの幅を広げていく。その後押しをするのも、私の役割の1つだと感じています。
旭化成アミダスでは、社員一人ひとりの挑戦を支え、互いに学び合い、助け合える環境づくりが進められています。困ったときには気軽に相談できて、新しい挑戦も自然に口にできる。そんな穏やかで風通しの良い風土があるからこそ、私もここまでキャリアを積み重ねてくることができたんだと思います。
経験から伝えたい。
「武器」を磨くことが未来を切り拓く
現在のポジションに就いてまだ日が浅いですが、私が大切にしているのは、これまでの経験を活かしてメンバーの成長を後押しすることです。
私自身も契約社員として入社し、エンジニア、営業、人事とさまざまな仕事にチャレンジしてきました。そうした経験は、振り返ってみると非常にポジティブなもので、それぞれの業務で得た知見や人とのつながりは、現在の仕事にも活かされています。
キャリアの幅が広がったことで、より総合的な視点で物事を捉え、チーム全体の成長を見据えて動けるようになったと感じています。この経験から強く思うのは、スキルアップの機会を活かして、自分の「武器」を身につけることの大切さです。
日常的に繰り返し行うルーティン業務が多いと、日々の業務の中でモチベーションを保つ難しさを感じる瞬間もあるかもしれません。できることを少しずつ増やしていくことが、仕事のやりがいや将来への自信につながっていくはずですから、会社が用意している支援制度を活用するなど、スキルアップをめざしてほしいと願っています。
このように、旭化成アミダスは社員の成長や育成に積極的に投資する会社です。自己成長に意欲的な方にとっては非常に充実した職場ですし、そういう志を持った方と一緒に働けると嬉しいですね。
また、旭化成アミダスの魅力は「人」だと思っています。新しい環境に飛び込むことへの不安は誰しもが感じるものですが、人間関係を大切にし、社員一人ひとりが安心して働ける環境であるため、入社後には「旭化成アミダスを選んでよかった」と感じていただけるはずです。
旭化成アミダスには、前向きな姿勢を応援する制度や文化が整っています。その環境を活かしながら、これから入社される皆さんと一緒に、私もさらに成長していきたいと思っています。
※ 記載内容は2025年4月時点のものです
他の人の記事を読む
コンテンツ一覧
募集中求人・お問い合わせはこちら
あなたも旭化成グループの一員として、
受付業務をサポートしませんか?