焦らず、丁寧に、正確に
──誠実な職場で「自分の強み」が活きる働き方

生命保険会社の事務職などを経て、旭化成アミダスに入社したYさん。これまでに年末調整業務、コールセンターや人事業務などに従事し事務処理能力を磨いてきました。現在は電力会社の契約業務に携わるYさんが、仕事のやりがいと展望を語ります。

"焦らず、正確に"を貫く日々、
電気契約業務を支える現場の工夫

私は現在、延岡にある業務支援事業部 受託チームに所属しており、他のチームと連携しながら業務を行っています。
チームは4人のメンバーがおり、お互いに率直なコミュニケーションを取りながら、忙しい中でも和やかに仕事を進めることができています。

主な業務は、家を建てる際の、電気契約に関する手続きです。電気工事店からお申し込みいただいた内容を、管理リストや電力会社のシステムに入力し、工事用電気から入居後のお客さま名義への切り替えまでを管理します。当初は一つの電力会社エリアのみでしたが、現在は多数の電力会社まで対応エリアが広がっています。電力会社ごとに運用方法が異なるため、それぞれの特性を理解しながら業務を進めていく必要があります。

日々の業務で最も重視しているのは正確性。入力作業では細心の注意を払い、入力漏れや誤りを防ぐよう心がけています。焦っている時こそゆっくりと作業することを意識し、不安な点がある場合は、他のメンバーと一緒にダブルチェックを行うなど、ミスを防ぐための工夫もしています。

1日の業務の流れとしては、まず電力契約の名義変更業務を集中的に行います。その後、工事店からの申し込みを入力、工事担当者とのメールのやり取り、引き渡し予定日の3週間前に送信したメールの未回答確認など、さまざまな業務を並行して進めています。とくに年度末は引き渡しが集中する時期となるため、より慎重な管理が求められます。

業務はマニュアル通りに進まないケースも多く、お申し込み内容の解釈や対応方法について日々新しい疑問が生じます。また、引き渡し時期の変更などにも柔軟に対応する必要があります。私自身まだまだ勉強が必要な部分も多く、後輩に対してより的確なアドバイスができるよう日々努力を重ねているところです。

就業条件に寄り添う支援体制が、
継続的なキャリア形成を後押し

前職のキャリアの中で最も長く経験したのは、生命保険会社での事務職でした。約10年間にわたり、営業職員が持ち帰った契約内容の入力や、電話応対、窓口での顧客対応、保険金や給付金の手続き、貸付業務など、保険事務全般を担当していました。

中でも印象に残っているのは、コンプライアンスが厳格化されていく中での営業職員とのやり取りです。高齢の営業職員も多く、「昔はこれで良かったのに」という声をよく耳にしました。契約内容の修正依頼など、難しい交渉も数多くありましたが、同期の仲間たちに支えられながら乗り越えてきました。この経験で培った忍耐力は、現在の業務にも活きていると感じています。最終的には引っ越しを機に退職することになりましたが、貴重な経験ができたと感じています。

その後、2015年に旭化成アミダスに入社し、年末調整業務を担当することになりました。最初は10月から2月までの短期契約でしたが、担当の方から次の仕事を紹介してもらい、地元のケーブルテレビのコールセンター業務に1年半ほど従事しました。その後も、短期の派遣として旭化成の人事部門での業務など、さまざまな経験を重ねてきました。

旭化成アミダスでは、「車の運転ができない」という制約や、「週休2日制を希望」といった私の条件を考慮しながら、常に適切な仕事を紹介してくれました。短期の仕事であっても丁寧に声をかけていただき、とても助かりました。担当の方々の誠実な対応に、非常に感謝しています。

現在の業務も未経験の分野でしたが、基本的にOJT形式で一つひとつ丁寧に指導してもらいました。研修的な説明も受け、問題なく業務を習得することができたと思います。現在一緒に働いている方の中にも事務職未経験の方がいますが、皆さんよく活躍されています。

思い込みを手放し、確認を重ねる
──チームでめざす"100%"の仕事

旭化成アミダスで働き始めて、仕事に対する私の認識は大きく変わりましたね。以前は少し不安もありましたが、実際はきっちりとした仕事の進め方をしていて、たとえば短期の業務でも、最初と最後で必ず数を確認するなど、一つひとつの作業がとても丁寧で正確なんです。このような堅実な姿勢が信頼につながり、継続的な仕事の紹介にもつながっているのだと実感しました。

現在の職場では自分の先入観で判断せずに、必ず確認することを重視しています。これまでの経験から「おそらくこうだろう」と判断してしまいがちですが、そういった思い込みを排除し、確実な確認作業を心がけています。

業務を進める中で印象に残っているのは、管理リストの転記作業中の出来事です。注意していたにもかかわらず見落としがあったのですが、チームメンバーが互いにチェックし合う体制があったおかげで、他のメンバーが事前に気づいて修正することができました。

このように、常にチームで100%をめざして相互補完しながら業務を進めています。時間がある時には他のメンバーの作業もチェックし、たとえば、工事担当者からのメールの返信が遅い場合は「そろそろ確認した方がいいのでは?」と声をかけ合ったり、管理リストの内容に不自然な点がないかを確認し合ったりしています。

仕事をしていて最もやりがいを感じるのは、契約の名義変更が完了して管理リストがグレーアウトになる瞬間。集合住宅のような大きな案件が完了した時は大きな達成感があります。日々の業務は細かな作業の繰り返しで、時には焦ったり慌ただしくなったりすることもありますが、そんな時こそ立ち止まって、一つひとつ丁寧に確認作業を行うように心がけています。

50代となり若い方と比べると確認作業に時間がかかることもありますが、面接時に「正確性を重視してほしい」と言ってもらったことで、自分のペースで仕事に取り組めています。日々の小さな達成感の積み重ねが仕事のモチベーションとなっており、完了したものを1つずつ確実に処理していくことで安心感を得ています。

未経験でも活躍できる、
その理由は"誠実さ"が根付いた職場にあった

今後のチームの目標として、さまざまな電力会社の業務に全員が対応できる体制を作ることをめざしています。現在、大きな電力会社の業務は全員が対応可能ですが、地方の電力会社などは担当者が分かれている業務があります。これらの業務についても全員が対応できるようになることで、誰が休んでも業務が滞らない体制を作ることができますし、複数の目で業務を確認することで、ミスの発見も早くなり、より正確で効率的な業務遂行が可能になるはずです。また、個人的な目標としては、正確性を保ちながら作業スピードを上げ、定時に帰れるよう効率化を図りたいと思っています。

新しい仲間の条件としては、明るく前向きな方が向いているのではないかと思います。たとえば、これまで接客業しか経験がない方でも、前向きに取り組む姿勢があればデスクワークでもしっかり活躍できています。職場の雰囲気は、騒がしすぎることもなく、どちらかというと穏やかな印象ですね。

旭化成アミダスで働く魅力は、まず充実した福利厚生が挙げられます。有給休暇の取得促進や産・育児休業、介護休業や慶弔金制度や小中学校入学時のお祝い金などの従業員を大切にしてもらえる制度が整っているので、安心して働けています。

また、旭化成アミダスが大切にしている価値観に「誠実さ」があります。コンプライアンスを重視し、一つひとつの業務に丁寧に取り組む姿勢が、会社全体に根付いています。正確性を重視する観点から、未経験の方でも焦らずじっくりと時間をかけて仕事を覚えられる体制となっていますし、新しい仲間の成長をサポートする仕組みが整っていることも、当社で働く大きな魅力だと感じています。

※ 記載内容は2025年4月時点のものです

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