派遣社員の平均年収はいくら?職種別データと年収アップの方法

派遣の働き方
派遣社員の平均年収はいくら?職種別データと年収アップの方法派遣社員の平均年収はいくら?職種別データと年収アップの方法

派遣社員は時給制という働き方の特性上、年間の収入がイメージしにくいという声もよく聞かれます。

今回は、最新データをもとに派遣社員の平均年収と、年収アップに向けた具体的な方法を紹介します。

目次

  1. 1. 派遣社員の平均年収
  2. 2. 【職種別】派遣社員の平均年収の比較
  3. 3. 派遣社員として年収を上げる4つの方法
  4. 4. 高収入な派遣社員を目指すなら「旭化成アミダス」へ
  5. 5. まとめ

1.派遣社員の平均年収

派遣社員の収入は時給制が基本で、年収は勤務日数や1日の労働時間によって決まります。ここでは、厚生労働省のデータをもとに、派遣社員(フルタイム)の平均年収を紹介します。

出典:厚生労働省「令和6年度 労働者派遣事業報告書の集計結果(速報)

派遣社員の平均年収

フルタイムでおよそ401〜418万円

厚生労働省「令和6年度 労働者派遣事業報告書」によると、派遣社員1人当たりの1日平均賃金は16,735円です。フルタイムの一般的な労働日数である240〜250日で換算すると、年収はおよそ401万円〜418万円となります。

前年度と比較すると3.4%増加しており、社会全体の賃上げの流れが派遣社員にも波及していることがわかります。

また、雇用形態別に見ると、無期雇用派遣社員の1日平均賃金は17,181円であるのに対し、有期雇用は14,407円と約20%の差があります。雇用形態の違いが年収に大きく影響する点も、覚えておきたい重要なポイントです。

2.【職種別】派遣社員の平均年収の比較

派遣社員の年収は、職種によって大きく異なります。専門性や技術力が時給・日給に直結するため、どの職種を選ぶかが年収を左右する重要な要素の一つです。ここでは、特に高い水準にある職種を令和6年度のデータをもとにご紹介します。

出典:厚生労働省「令和6年度 労働者派遣事業報告書の集計結果(速報)

デメリットを踏まえても派遣社員が向いている方の特徴

医師

1日当たりの平均日給は76,759円で、年収換算では約1,842〜1,919万円に相当します。医師免許が必要なため、他の職種を圧倒する報酬水準です。非常に高い専門性が求められる分、それだけ高い収入が見込める職種です。

法人・団体管理職員

1日当たり26,443円(年収換算:約635〜661万円)です。マネジメントや組織運営の経験を持つ方が活かせるポジションで、専門的な知識と実績が高く評価されています。

薬剤師

1日当たり25,965円(年収換算:約623〜649万円)です。薬剤師免許を保有する専門職として、安定した高い報酬水準を維持しています。医療現場や調剤薬局など、働く場所を選びやすいことも特徴です。

建築・土木・測量技術者

1日当たり21,429円(年収換算:約514〜536万円)です。建設・インフラ需要の高まりとともに時給水準が上昇傾向にあり、今後も安定した需要が見込まれる職種の一つです。

情報処理・通信技術者

1日当たり21,032円(年収換算:約505〜526万円)です。ITスキルへの需要は継続的に高く、未経験からスキルアップして目指せる職種でもあるため、年収アップを考える方に特に注目されています。プログラミングやデータ分析スキルを習得することで、この水準を目指すことも十分可能です。

3.派遣社員として年収を上げる4つの方法

派遣社員の年収アップに役立つ4つの方法を紹介します。

派遣社員として年収を上げる4つの方法

専門スキル・資格を取得する

年収アップに有効な方法の一つが、専門スキルや資格の習得です。例えば、ExcelやWordの基本操作に加え、VBAやデータ分析スキル、プログラミング、Webデザインスキルなどを習得すると、選べる仕事の幅が大きく広がります。英文事務のスキルを身に付けると、時給2,000円台の求人を狙えるようになります。まずは自分の現状のスキルを整理し、どの分野を伸ばすことが最も効果的かを考えてみましょう。

また、資格取得は、スキルを客観的に証明できることが大きなメリットです。事務系では、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)や日商簿記などが、収入アップにつながる代表的な資格として知られています。特にMOSはExcel・Wordの習熟度を証明できるため、事務職での時給アップに直結しやすいと言われています。

派遣会社の研修制度を活用する

2015年の改正労働者派遣法により、派遣元企業には派遣社員のキャリア形成支援として、教育訓練の体制整備が義務化されています。そのため、無償でのスキルアップ研修を提供している派遣会社も増えており、これを積極的に活用することが年収アップへの近道です。

旭化成アミダスでも、eラーニング・実技研修・資格取得支援・キャリアコンサルティングなど、豊富な支援を提供しています。本人のキャリアに合わせた研修を通じて、年収アップに直結するスキルを効率良く身に付けることが可能です。

研修制度が充実した派遣会社を選ぶためには、研修やサポート内容も比較検討してみることをおすすめします。

無期雇用派遣への転換を検討する

雇用形態の変更も、年収アップに有効な手段です。無期雇用派遣労働者の平均賃金が17,181円/日であるのに対し、有期雇用は14,407円/日と、その差は約20%にのぼります。

また、有期雇用の場合は契約更新のタイミングでの昇給が基本ですが、無期雇用では定期的な昇給機会が設けられているケースが多く、長期的な収入の安定につながります。

なお、無期転換ルール(労働契約法)により、有期雇用派遣として同一の派遣会社に通算5年以上雇用された場合は、本人の申し込みにより無期雇用契約へ転換できます。長く同じ派遣会社で働いている方は、ぜひ制度の活用を検討してみてください。

紹介予定派遣を活用した正社員登用を目指す

さらなる年収アップを目指すなら、紹介予定派遣を通じた正社員登用という選択肢もあります。紹介予定派遣とは、派遣先企業との直接雇用契約の締結を前提として派遣契約を結ぶ制度です。

最長6か月の派遣期間終了後、双方の合意があれば直接雇用契約を締結できます。実際に働きながら企業の雰囲気や仕事内容を確かめられるため、転職リスクを抑えながら正社員を目指せる点が大きな魅力です。

通常の転職活動と比べ、企業との相互理解が深まった状態で雇用契約を結べることも紹介予定派遣のメリットです。正社員化を目指している方にとって、非常に有効なルートの一つと言えるでしょう。

4.高収入な派遣社員を目指すなら「旭化成アミダス」へ

年収アップを実現するためには、サポートが充実した信頼できる派遣会社を選ぶことも大切なポイントです。旭化成アミダスでは、派遣社員のキャリア形成を幅広くサポートしています。eラーニング・実技研修・資格取得支援のほか、専任のキャリアコンサルタントによる個別サポートも提供しております。

旭化成の安定した経営基盤のもとで働ける環境に興味がある方や、年収アップを目指したい方は、お気軽にご相談ください。

5.まとめ

派遣社員の平均年収は、厚生労働省のデータによるとおよそ401〜418万円です。医療・IT・建設といった専門性の高い職種では、高収入が期待できます。

年収アップのためには、専門スキルや資格の習得・派遣会社の研修制度の活用・無期雇用への転換・紹介予定派遣の活用など、自分の状況に合ったアプローチを組み合わせることが効果的です。