3.派遣社員として年収を上げる4つの方法
派遣社員の年収アップに役立つ4つの方法を紹介します。
専門スキル・資格を取得する
年収アップに有効な方法の一つが、専門スキルや資格の習得です。例えば、ExcelやWordの基本操作に加え、VBAやデータ分析スキル、プログラミング、Webデザインスキルなどを習得すると、選べる仕事の幅が大きく広がります。英文事務のスキルを身に付けると、時給2,000円台の求人を狙えるようになります。まずは自分の現状のスキルを整理し、どの分野を伸ばすことが最も効果的かを考えてみましょう。
また、資格取得は、スキルを客観的に証明できることが大きなメリットです。事務系では、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)や日商簿記などが、収入アップにつながる代表的な資格として知られています。特にMOSはExcel・Wordの習熟度を証明できるため、事務職での時給アップに直結しやすいと言われています。
派遣会社の研修制度を活用する
2015年の改正労働者派遣法により、派遣元企業には派遣社員のキャリア形成支援として、教育訓練の体制整備が義務化されています。そのため、無償でのスキルアップ研修を提供している派遣会社も増えており、これを積極的に活用することが年収アップへの近道です。
旭化成アミダスでも、eラーニング・実技研修・資格取得支援・キャリアコンサルティングなど、豊富な支援を提供しています。本人のキャリアに合わせた研修を通じて、年収アップに直結するスキルを効率良く身に付けることが可能です。
研修制度が充実した派遣会社を選ぶためには、研修やサポート内容も比較検討してみることをおすすめします。
無期雇用派遣への転換を検討する
雇用形態の変更も、年収アップに有効な手段です。無期雇用派遣労働者の平均賃金が17,181円/日であるのに対し、有期雇用は14,407円/日と、その差は約20%にのぼります。
また、有期雇用の場合は契約更新のタイミングでの昇給が基本ですが、無期雇用では定期的な昇給機会が設けられているケースが多く、長期的な収入の安定につながります。
なお、無期転換ルール(労働契約法)により、有期雇用派遣として同一の派遣会社に通算5年以上雇用された場合は、本人の申し込みにより無期雇用契約へ転換できます。長く同じ派遣会社で働いている方は、ぜひ制度の活用を検討してみてください。
紹介予定派遣を活用した正社員登用を目指す
さらなる年収アップを目指すなら、紹介予定派遣を通じた正社員登用という選択肢もあります。紹介予定派遣とは、派遣先企業との直接雇用契約の締結を前提として派遣契約を結ぶ制度です。
最長6か月の派遣期間終了後、双方の合意があれば直接雇用契約を締結できます。実際に働きながら企業の雰囲気や仕事内容を確かめられるため、転職リスクを抑えながら正社員を目指せる点が大きな魅力です。
通常の転職活動と比べ、企業との相互理解が深まった状態で雇用契約を結べることも紹介予定派遣のメリットです。正社員化を目指している方にとって、非常に有効なルートの一つと言えるでしょう。