自社に最適な採用手法はどれ?手法ごとの特徴やポイントを解説!

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自社に最適な採用手法はどれ?手法ごとの特徴やポイントを解説!自社に最適な採用手法はどれ?手法ごとの特徴やポイントを解説!

目次

  1. はじめに
  2. 主な採用手法の一覧比較
  3. 採用手法ごとの主な特徴
    • 求人広告
    • ハローワーク
    • 自社ホームページ
    • SNS(ソーシャルリクルーティング)
    • 転職フェア
    • 知人紹介(リファラル採用)
    • 人材紹介
    • 人材派遣

1.はじめに

人材を確保する必要が発生した場合、どのような手段をご活用でしょうか?
また、採用に関してもっと費用を抑えたい、もっと自社にあった採用方法はないか等のお悩みはありませんでしょうか?

採用手法が多用化している昨今、様々な手法で人材を確保することが可能になっています。
選択肢が増えた一方で、採用手法が自社方針にあっていなければ、無駄にコストがかかってしまった、 母集団形成が進まない、採用したがすぐに離職してしまった等のお悩みも増えています。

はじめに

最適な採用手法を決めるには、手法の特徴を捉え、自社に合うかどうかを判断する必要があるのです。
そこで今回は、代表的は手法とその特徴を簡単にご紹介しますので、是非参考にしてみて下さい。

参考:人手不足を「派遣」でピンポイントで解消する上手な活用方法とは

2.主な採用手法の一覧比較

採用手法 求人広告 ハローワーク 自社
ホームページ
SNS 合同説明会 知人紹介 人材紹介 人材派遣
スピード
工数
コスト
マッチング精度

参考:派遣活用でコストを抑えられるの!? 正社員採用とのコストを徹底比較!!

3.採用手法ごとの主な特徴

求人広告

  • 一定期間(2週間~4週間)求人媒体に広告を掲載するために都度コストがかかるが、応募があるとは限らない。
  • 広告の露出を増やすためには金額の高いプランを選択する必要がある。
    1回の広告掲載で複数名採用すれば1人あたりの採用コストを下げることができる。
  • 基本的に求人広告原稿は広告会社が制作してくれるので原稿作成の手間がない。
  • 求人媒体ごとに料金体系や特徴が違うため、複数媒体を比較検討したほうが良い。

ハローワーク

  • 求人掲載は無料であるが、求人票の作成や選考は全て自社で行う必要があり、採用担当者の手間が多い。
  • 若手人材よりもベテラン人材の採用にむいている。
  • 求人申し込みは事業所所在地を管轄するハローワークで行うため、地方での人材採用に強みがある。
  • 募集要項が形式的なものになるため、条件以外の社風の良さや職場環境の良さをアピールしづらい。
    一方で、他の求人サイトより条件が厳しい企業が多いため、少し条件を上げれば応募数が増える可能性が高い。

自社ホームページ

  • ページ制作時以外はほとんど追加コストがかからないため、長期的には都度転職サイトに求人掲載するよりもコストを抑えることができる。
  • 転職サイト等に求人情報を掲載するよりも表現の自由度が高く、多くの情報を発信することができる。
  • 会社のカラーや雰囲気が伝わるようなコンテンツを発信することで、採用後のミスマッチ抑制が期待できる。
  • 大手転職サイトが行う求職者に向けたプロモーションやアライアンスの恩恵を受けられない。
  • 検索エンジンから訪れる求職者への対策(SEO・WEB広告等)により、採用の効率を高めることができる。

SNS(ソーシャルリクルーティング)

  • SNSの多くは無料で利用することができるため、費用を抑えて採用活動を行うことができます。
  • 多くのSNSにはシェア機能が付いているため、利用者によって求人情報が拡散され、より多くの人の目に留まることが期待できる。
  • 求人情報を掲載するだけでなく、応募者のSNSをチェックすることで応募者について事前にリサーチできるため、採用後のミスマッチ軽減が期待できる。
  • 即効性は期待できないため、急いで人材を確保したいケース等には不向き。
  • 定期的かつ長期的に情報を更新し続けなければ成果が出ずらいため、 運用面で負担が発生しやすい。

転職フェア

  • 求職者に対し対面で自社の魅力を伝え、直接応募を促すことができる。
  • 転職について具体的に考えていない人材も参加する可能性があるため、転職潜在層に対しても有効なアピールができることがある。
  • イベント当日に一次選考を進めることができるため、採用決定までの期間が短く済む可能性がある。
  • 出展する都度コストがかかり、かつ事前準備やブース運営に人的リソースを割く必要がある。

知人紹介(リファラル採用)

  • 知人、社員等から求職者を紹介してもら手法のため、採用にかかる コストが安くなるケースが多い。
  • 求職者に対し、会社の魅力・職場の雰囲気が伝わりやすいため、離職率が低い傾向にある。
  • 広告掲載等と比べると多くの人材にリーチできないため、 候補者が集まりづらく、採用に時間が掛かる可能性が高い。
  • 知人や社員からの紹介という安心感から、、 条件等の確認不足が発生しやすい傾向がある点に注意が必要。
    トラブルが発生した場合、関係者の間で遺恨が残ることも考えらえる。

人材紹介

  • 人材募集やマッチングは人材紹介会社が対応 してくれ、採用が決定するまでは無料で人材を紹介してもらえる。
  • 求人サイトから応募してくる求職者よりも ハイスペックな求職者の紹介が期待できる。
    一方で条件の良い求人が集まりやすいため条件が悪いと紹介数が少なくなってしまう可能性が高い。
  • 幹部候補等の募集時に特に有効。
  • 採用決定後、紹介者に支払う手数料が100万円以上であることが多く、コストが高額になりやすい。
    採用した人材の想定年収が高額であるほど、手数料が高くなる仕組み。

人材派遣

  • 人材募集やマッチングは派遣会社が対応 してくれ、派遣開始までは無料で人材を紹介してもらえる。
  • 採用コストがかからない うえに、社会保険料等も派遣会社が負担 してくれるため、自社採用よりもトータルでのコストを抑えられる可能性が高い。
  • 求めるスペックにもよるが、専門的なスキルをもった人材を早く確保できる可能性が高い。
  • 派遣先では面接等による選考が行えないため、マッチング精度を高めるためには、派遣会社との綿密な打ち合わせが必要になる。
  • 有期雇用派遣の場合、派遣開始から 最長3年までしか同じスタッフ受け入れることができない。

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした内容はポイントのみになりますが、少しでもお役立て頂けますと幸いです。

なお、上記にて人材派遣の特徴もご紹介させて頂きましたが、人材派遣サービスは弊社の主要サービスでもあります。

人材派遣をご検討の際はお気軽にご相談下さい。ちょっとしたご質問にもお答えさせて頂きます。

参考:労働者派遣の仕組み・請負との違い

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