

企業にとって利点の多い印象のある派遣社員ですが、
これから派遣活用を検討しようとしている人事担当の方向けに押さえておきたいポイントをご紹介します。
検討段階から派遣開始までの流れに沿って解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
目次
1.オーダー時に派遣会社に伝えるべき事項
派遣会社にスタッフの派遣を依頼する際、派遣会社の担当者に伝えるべき項目は以下のようなものが挙げられます。
自社の業務にマッチするスタッフを提案してもらうためにも担当者に詳細な情報を伝えることをお勧めします。
また、必須条件と緩和可能な条件を明確にしておくことで、早期に人材を確保できる可能性が高まります。

- ご依頼背景
例)社員の退職・異動、派遣社員の入れ替え、産休育休中の代替、事業拡大による増員等 - 勤務地
勤務場所の住所、最寄り駅 - 就業部署について
部署名、部署の役割、人員数、男女比、年齢層、部署の雰囲気 - 就業条件
派遣開始希望日、派遣期間、就業曜日・休日、休憩時間
残業の有無(有りの場合は想定される残業時間)、在宅勤務の有無 - 業務内容
派遣社員に任せたい業務内容(できるだけ具体的に)、使用するソフト、業務量(月100件等)
スケジュール、業務を行う体制(事務担当2名で営業担当5名のサポート等)
引き継ぎの有無・教育体制 - スキル要件
必要な業務経験・専門知識、パソコンスキル、資格要件、語学力
※「必須」のスキルと「なお可」のスキルを明確にして頂けるとマッチングの精度が高くなります。 - 福利厚生
派遣社員が利用可能な設備(ロッカー・更衣室・食堂等)、貸与物(制服・PC・保護具等) - その他
業務上の出張、社有車利用、現金取り扱いの有無 ※別途覚書の締結が必要です。
受動喫煙防止措置