憧れの職業に思い切って応募。
すぐに現場に立つことができました
企業受付にずっと憧れていました。最初は違う業種に就職したのですが、その思いを捨てきれず転職活動をしていたところ、採用募集を見つけ、すぐに応募しました。
旭化成のことは知っていましたが、面接が決まる前から会社について色々と情報収集をし、勉強したことをよく覚えています。調べれば調べるほど、サランラップだけではないさまざまな分野で活躍している会社ということがわかり、受付業務を通じて少しでも会社に貢献できればという思いで面接に臨みました。
最初は現場マネジャー面接、その後、事業部長面接、当時は社長面接もありました。面接した当日に採用のご連絡をいただき、数日後から勤務開始となりました。
入社後は2日間ほどマネジャーによる研修を受け、3日目から現場へ。先輩からの指導のもとにカウンターに入り、実際の業務を行うというスピード感でした。
接客そのものがモチベーション。
達成感を感じるできごとも
来社されるお客様の受付対応が業務の中心です。
具体的には出張者受付、社員への取次ぎ、ご案内といった内容ですが、業務マニュアルの作成・更新、新人教育・研修も行います。
また館内アナウンスや、拠点によっては会議室の管理業務も。社内で起こるさまざまな事象について、まずお声がけがあるのが受付です。内容をヒアリングし、どの部署に取り次ぐのが正しいのかを速やかに判断し、対応者に正確に伝えることで、お客様や社員の皆様に安心していただけるような受付を目指しています。
一番のやりがいは、接客を行う上でのことです。お客様とコミュニケーションをとることで生まれる会話や、感謝のお言葉をいただけることが日々のモチベーションに繋がっています。
とくに、受付内で人員不足があったときのことは忘れられません。少数精鋭での体制を目指し、サービスの質を落とさないために大忙しでしたが、その忙しさすら楽しく、やりきった後に当時のメンバーと共有した達成感はいまだに忘れられません。
最近、拠点が日比谷から延岡に変わりました。地域の特徴に慣れず最初は悩みましたが、メンバーに支えていただきました。拠点の変更は個人的にも探究心が生まれたできごとでした。全拠点に通用する高度な受付の方法論と、各拠点の良さを生かす応対について、さらにレベルアップしていきたいと思っています。
異業種から学ぶことも多く、
笑顔にあふれた職場です
印象に残っている研修があります。各拠点の受付が全員集まり、帝国ホテルの方々にサービスについての研修を行っていただいたのです。業種は異なりますが、顧客満足に対する考え方は同じ。基本的な応対マナーはもちろん、クレーム対応など、勉強になることが多々ありました。現役のベテラン講師の方々のいきいきとした表情と、仕事への情熱を目の当たりにし、前向きな活力になりました。このような研修プログラムは豊富で、勉強になるだけでなく、楽しく学ぶことができています。
現在、コロナ禍で来客数は格段に減りました。しかし久しぶりにお会いするお客様や社員の皆様と交わす「久しぶり! 元気だった?」などの会話は、気持ちを一気に明るくしてくれます。旭化成の社員の皆様、来社されるお客様に共通するのは、親しみやすい雰囲気であるということ。挨拶一つにしてもとても朗らかに返してくださり、受付も自然と親しみやすい雰囲気に包まれているように思います。コミュニケーションは取りやすく、受付業務に留まらない会話が生まれています。このあたりが、業務が円滑に行える要因だと考えています。